この記事でわかること
- 冷蔵おせちと冷凍おせちの違い
- 冷蔵おせちのメリットは作りたてをそのままの状態で
- 冷凍おせちのメリットは長期保存ができること
通販おせちの種類
今やお正月の主流になっている通販おせちには、冷蔵おせちと冷凍おせちがあるのはご存知ですよね?
一見たいして変わらないように思いますがけっこう違いがあります。冷蔵おせちと冷凍おせち、どちらを選んだ方がよいのか詳しく調べてみましょう。
冷蔵おせち
冷蔵おせちは生おせちやチルドおせちともいわれており、製造したおせちをそのままの状態で冷蔵して配達されます。
解凍不要の冷蔵おせちは自宅で作り立ての味をそのまま楽しめるのが魅力です。
冷蔵おせちのメリット
冷蔵おせちのメリット
- 解凍の手間が要らない
- 届いてすぐに食べることが出来る
- 風味が損なわれない
冷蔵おせちの一番のメリットは、作りたての美味しいおせちをそのままの状態で届けてもらえることです。
冷凍されて風味や食感が損なわれることがありませんので、食材そのものの味を楽しむことができます。
冷凍おせちのように解凍する手間が必要ないのも冷蔵おせちの魅力です。
冷蔵おせちのデメリット
冷蔵おせちのデメリット
- 消費期限が短い
- 配達地域が限られる
- 配達日の指定が出来ない
冷蔵おせちは、冷凍おせちとは違って消費期限が短いので美味しく食べるには早めに食べなければいけません。
また鮮度を保つための工夫はしてくれていますが配達地域が限られていることが多く、地域によっては配達してもらえないところや配達日の指定が出来ない場合があります。
また販売数も種類も冷凍おせちに比べて少ないのがデメリットといえるでしょう。
冷凍おせち
通販おせちの大半を占めるのが冷凍おせちで、出来たてのおせちを急速冷凍して保存したおせちです。
冷凍されていると味が落ちていると考えて敬遠する方もいるようですが、最近の冷凍技術はとても進んでいるので、出来たての味を楽しむこともできます。
冷凍おせちのメリット
冷凍おせちのメリット
- 長期保存が出来る
- 好きな時におせちを食べることが出来る
- 優しい味付けが多い
冷凍おせちの一番のメリットは、やはり長期保存ができることでしょう。食べたい時にあわせて解凍すれば、好きな時におせちを食べることができます。
冷凍おせちは美味しくないと以前はいわれていましたが、今は冷凍技術が進歩しているので説明書通り上手に解凍すれば美味しく食べることが出来ます。
冷蔵おせちは、保存を長くするために添加物を加えたり、味付けも濃くなってしまいますが、冷凍おせちにはその必要がないので薄味で無添加のものがほとんどです。
冷凍おせちの解凍方法については、だいたい通常冷蔵庫で24時間以上おいておくと食べごろになります。
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参考冷凍おせちを美味しく食べる!冷凍おせちの失敗しない解凍方法
技術の進化で美味しくなった冷凍おせち 以前は冷凍保存のおせちは美味しくないと言われ、通販おせちでも生おせちを好む人が多かったようです。 以前の冷凍方法は緩慢凍結といい、ゆっくりと凍結されていたため料理 ...
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冷凍おせちのデメリット
冷凍おせちのデメリット
- 解凍の手間がかかる
- 解凍方法が難しい場合がある
- 届いてすぐに食べられない
冷凍おせちの一番のデメリットは、解凍しないと食べることができないことです。
また解凍に失敗したとよく聞きますが、おせちの種類によって解凍方法が異なるので、説明書通りに解凍するのが失敗しないコツです。
また解凍して食べるまでは、冷蔵庫や冷凍室の場所をとるので、そこもデメリットかもしれません。
自然解凍もできますが、どちらにしても解凍に時間がかかるので、1月1日の朝からおせちを食べたい場合は、12月30日以前の配達日を指定した方がよいでしょう。
冷蔵おせちと冷凍おせち、どっちを選ぶ?
冷蔵おせちにも冷凍おせちにも、メリットとデメリットがあることがわかりました。どちらもそれぞれいいところはありますが、通販で人気なのは冷凍おせちのようです。
理由としては、冷蔵おせちは数に限りのある限定販売品が多く、おせちの種類が少ないというのもあります。
技術の進歩により、両者の味の違いがそれほどなくなっているというのも大きいのかもしれません。逆に保存料や防腐剤を使っていない、冷凍おせちの方が安心という人もいるでしょう。
味の濃い冷蔵おせちより、自然な味の冷凍おせちが美味しいという声もあるくらいです。
冷蔵おせちの中には、おせちの種類毎に真空パックされているタイプのものもあります。
こちらは本当に作りたての味を楽しめますが、ひとつひとつ開封して自分で盛りつけなければなりません。もともと盛りつけるのが好きだという人、楽しんでできる人にはオススメです。
冷蔵おせちと冷蔵おせち、どちらも決して安いお値段のものではありません。
いつ、誰と食べるかという状況によって、どちらを選ぶのかも変わってくると思います。しかしどちらもきちんと注意事項を守れば、美味しく食べられることはまちがいありません。
年の始めに食べる縁起物ですから、失敗しないようによく考えて選びたいものですね。
Writer:Y.K